施工精度で不安は残

工事を依頼する会社が決まったとしましょう

このあらかじめ質問は、見積書の比較検討の結果、ほかの会社の見積りに比べて大きな違いがある箇所について、仕様書の読み違いがないか、工事内容や工事部位を勘違いしているのではないかを確認するためです。数量に大きな違いがある場合も質問項目に入れます。こうして10~20項目の質問項目ができますが、あらかじめ質問してまとめて回答していただくことで15分くらいで済ませることができます。そのほか、質問項目が多い場合は時間的に無理ですが、そうでない場合には、他マンションにおける工事説明会資料のコピーをもとにどのようなことを大切にして工事を実施しているかについて説明してもらいます。説明の内容もさることながら、短時間にどれだけ要領よく建築工事に関してしろうとの管理組合メンバーに理解してもらおうとするか、という会社の対応力を観察することができます。
その後、時間のある限り、管理組合メンバーからの質問に答えてもらうのですが、あらかじめ、質問項目や質問者を決めている場合もあれば、その時に聞きたい人が聞けば良いのでは、というケースもあり、このあたりはさまざまです。
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家を建ててもらう一般には、営業担当の方よりも、現場担当予定者に質問が集中します。「今回の工事のポイントは何だと思うか」とか、「特に注意したいことは何か」といった質問にその場で答えてもらいます。ここで管理組合が期待していることは、現場代理人がすでに現場を熟知しているのかどうか、そしてこのマンションの特色を把握しているかどうかについてですが、同時に、どのように答えるかという点にも興味をもって耳を傾けています。質問の意図を把握した上で、管理組合メンバーが明確に理解するように要領よく回答する努力をして!

るか、という点は非常に大切なポイントです。
もしその場で答えられない質問があったとしても、どのように誠意をもって答えるかは、今後工事が始まった段階で管理組合や住民にどのように対応するか、という点と大いに関連があると考えています。

 

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ですから、社是を言いなさいと言われたとしても、黙ってしまうのではなく、また「そんなことを質問するの?」という表情をするのではなく、笑顔で、「あいにくここで唱えることはできませんが弊社のモットーは……」と続けていけば良いのです。質問に対して確かな回答をすることも必要ですが、どのように対応するかということも大切な点です。それこそが、サービス業としてのマンション大規模改修専門会社ではないでしょうか。
どんな質問が出ても丁寧に答えるという気持ちでヒアリングを乗り切ってください。

ヒアリングにおける施工会社選定のポイントについて

質問マンションの大規模修繕工事の営業を担当しています。最近では、見積り提出の後、管理組合による「施工会社ヒアリング」が定番になっていて、1時間ほどの枠内の何分間かでアピールを求められることがあります。管理組合のみなさんは、複数の施工会社のヒアリングを行った結果を話し合って施工会社選定をするとのことですが、どのようなことが選定のポイントになるのか教えていただけないでしょうか。
回答確かに、複数の施工会社の話を聞いてその後の専門委員会や理事会で施工会社を仮決定することが多いですね。
そして、そうしたヒアリングに慣れてきた施工会社の担当者が増えてきたのも事実ですね。
でも当事者同士で情報を交換することがないでしょうから他社がどのようなヒアリングを行っているのかが気になるのは当然です。
言でいうとすれば、最安値の施工会社がそつなくヒアリングをこなせばまず当確でしょうし、最安値でない施工会社が素晴らしいヒアリングをすれば金額差を逆転することもあります。
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しかし、みなさんは、どの社が最安値の施工会社かどうかはわからないままヒアリングに臨まねばなりませんから、結局のところ、常にヒアリングで逆転を狙う姿勢が求められるということになりますねさて、私が関係してきたヒアリングでは、2つのポイントがあることを管理組合のみなさんに説明しています。
ひとつは「設計内容をしっかりと把握しているかどうか」、もうひとつは「現場に常駐する担当予定者を含めたチームワークが良いかどうか」を見極めることです。
前者については、各社から出された見積り内訳書を比較検討して、他社とあまりにかけ離れた単価を入れていないかどうかを調べ、高過ぎるものや安過ぎるものがあれば、再検討してその単価で良いかどうか、もし、修正する必要があれば修正するようにお願いします。そして、それらに対する見解をヒアリング時に説明していただく方法をとっています。たとえば、同じ塗装仕様なのに部位によって単価が異なる場合や、明らかに単価に高低がつく補修仕様なのに高低が逆の場合や、同じ単価である場合などはなぜそうなのか、について質問します。

 

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こうした質問に対して、専門用語を使わないで、単価が異なる理由あるいは単価が同じである理由を管理組合メンバーにわかるように説明できるかどうかの技量が問われます。これは、今後工事を実際にすすめていくいろいろな場面で、管理組合役員や区分所有者から出される質問にどのようにきちんと明確に説明できるかどうかを見極めるのに大いに役立ちます。最近、あるヒアリングでそのような質問を3社それぞれにあらかじめ質問をしたところ、なにを勘違いしたのか、ある施工会社のみが、ヒアリングの場で、「単価はすべて提出したままで変更しませんが、合計額を000万円値引きしますのでよろしくお願いします」という回答を行いました。これでは、設計の意図をきちんと理解しているのかどうかさっぱりわかりませんし、値段だけ下げれば管理組合はなびくだろうという読みが見え見えで、専門委員のメンバーも私も非常に不愉快に感じたことがありました。理由のある単価の積み重ね、つまり「設計意図を十分に理解している見積りで、なおかつ合計額が安い施工会社を求めている」ということを理解しておくことが大切です。
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ひとりオーナーの組織ならまた別でしょうが、管理組合は複数メンバーの集まりです。理屈のある合理性がないと、多数の賛成は得られません後者に関しては、実際に現場につく担当予定者から今回の工事のポイントをどのようにとらえているかを聞くことによって、管理組合メンバーにわかるようにきちんと自分たちの言葉で説明で
きるかどうかを見極めます。ヒアリング当日に初めてそのマンションにやって来るような担当予定者ではその時点で失格です。どのように足場を掛けてどのように安全安心を確保して工事を行う予定なのかについて説明していただきたいのです。また、営業の担当者とどのように連携ができているのかについての観察も行います。管理組合も施工会社も集団組織でいろいろなことを判断してすすめるわけですから、施工会社側にもしっかりしたチームワークが求められます。
最近のヒアリングでは、単に会社アピールのパンフレットだけではなく、付近で行った工事例を示したり、仮設計画構想図や工事説明会資料案を配布したりして、与えられた時間をフルに活用する施工会社が増えてきました。